私たちの研究室では精子形成の源である精子幹細胞の研究を行っています。精子幹細胞は哺乳類の精巣にあって、
一生の間"自己複製分裂"という幹細胞に特有の分裂メカニズムで常に維持され、かつ分化して精子を作り出す細胞です。
老化すると生殖機能の低下する雌と違って、雄の精巣ではほぼ一生にわたって毎日莫大な数の精子を作り続けられるのは、
精子幹細胞の特殊な能力によるものです。また精子幹細胞は精子を経て子孫を作ることができるので、この細胞の遺伝子操作により
遺伝子改変個体を作ることができます。私たちは精子幹細胞のバイオロジーの解明や、精子幹細胞を使ったバイオテクノロジーの開発
を目的に研究を行っています。
2023.10.06 助教の篠原美都さんが日本繁殖学会JRD Outstanding Paper Awardを受賞しました。
2023.01.30 夏に打ち上げたGS細胞が半年経って地上に戻って来ました。
2022.07.22 ドラゴン補給船運用25号機(SpX-25)ミッションに参加しました。
2021.08.27 Cell Reportsに発表された論文がカバーになりました。
2020.08.28 Journal of Reproduction and Developmentに発表された論文がカバーになりました。
2020.04.07 PNASに発表された論文がカバーになりました。
2020.02.17 小学校以来の友人の中山のりひろさんとの交遊が記事になりました。
2019.09.04 助教の篠原美都さんがJRD Outstanding Paper Award 2019を受賞しました。
2019.08.14 精子幹細胞移植法の開発25周年を記念するBrinster symposiumに参加しました。